昨今の世界情勢や、国内の経済状態をみていますと今の日本には何十年も先の事を考えて行動することは、非常に難しくなっているように思われます。歯科界におきましても、目先のことばかりでなく、十年、二十年先を考えながら行動することは非常に困難な目標と感じます。しかし、今、頑張って勉強している歯科学生や若い歯科医師のためにも、「歯科という職業はすばらしい」と思えるような世の中にするために、我々はもっと勉強に仕事に頑張らなければと思います。
朝日大学歯学部教育後援会の希望といたしまして、将来の日本の歯科界を背負っていくであろう学生に、歯科というものは夢のある、希望のある、すばらしい仕事であるという事を教えていただき、さらに朝日大学の建学の精神である国際性、社会性、人間性にあふれた教育をお願いしたいと思います。私ども教育後援会も学生たちのために、大学と共に手を取り合って協力していきたいと考えております。そして、我々の大切な学生を一日でも早く一人前の歯科医師になってもらうために、精一杯活動していきたいと思います。
私たちにとって、また学生にとって、さらに大学にとってもまだまだ厳しい状況が続きますが、朝日大学歯学部の教育に期待すると共に、教育後援会に対してのご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。