会報あさひ35号
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-4-2019年度前学期を終えて歯学部長     江㞍貞一 教育後援会の皆様、日頃より私達教職員の学生指導にご協力をいただき、誠にありがとうございます。 さて前学期が終わり、後学期が始まって早一月が過ぎました。ここで、すでに終了した前学期の状況を昨年度と比較し、展望を述べてみたいと思います。 1年生では全科目を取得できた学生数が昨年度は66名だったのに比べ、今年度は69名とやや向上しているように見えますが、3科目以上不合格の学生が昨年より増加しており成績が2極化している傾向があります。2年生では全科目の単位を取得できた学生が昨年度は82名だったのが、今年度は72名とやや減少しております。3年生は全科目の単位を取得できた学生が昨年の58名に対し今年度が49名と減少しております。4年生は昨年度全科目を取得できた学生数が70名でしたが、今年度は101名とかなり成績が向上しているようです。 5年生は、臨床実習で各科を回りながら、配属されている分野別に3週に1度の割合で演習試験を実施しております。現在のところ得点が基準の70%を超えている学生が94名となっておりますが、まだ回っていない分野の演習試験も今後頑張って欲しいと願っております。 また、国家試験合格を目指して励んでいる6年生ですが、領域別試験を1回目で全領域合格した学生は昨年度61名だったのに比べ今年度は52名と若干少くなっております。一方、夏休み明けの業者模試の結果では、昨年の成績を上回っている状況です。しかし必修の成績が弱い傾向が出ており、総合歯科医学Ⅱの第1クール試験結果でも必修であまり点が取れていない結果となっております。現在、Small Group Studyやウィークエンドチェックテストを実施し弱点対策を行っている状況です。今年度の6年生も昨年を上回る成績を得られるよう河野学力強化委員長を中心に全学を挙げて教育指導しているところであります。 近年、文部科学省の方針で、履修科目の学修状況及び成果を示す指標としてGPA(Grade Point Average)を用い学生の修学指導を行う事が求められています。 歯学部でも、2年連続でGPA 2.0(成績評価点数70~79点)以下の学生を呼び出し学年指導教授による面談を行う事になりました。その対象者つまり2年連続で成績が芳しくない学生の数は、1年生が13名、2年生が34名、3年生が17名、4年生が17名、5年生が11名、6年生が45名となりました。ぎりぎりで進級できても、各学年で理解し身に付けるべき内容をきちんと身に付けておかないと、たとえ進級できても後で困ることは明らかです。各学年において、進級できるかどうかを目指すのではなく、将来の歯科医として身に付けるべき知識・技術をきちんと身に付ける事を目標に学修に励んでほしいと願っております。 以上、ここに前学期の結果を簡単に御紹介いたしましたが、私ども本学教員は学生の学修成果向上の為にさまざまな工夫をこらし、誠心誠意、教育指導を行っております。 どうか教育後援会の皆様には、その旨を十分ご理解いただき、なにとぞ、ご協力の程を心よりお願い申し上げる次第であります。

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