会報あさひ35号
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メキシコ州立自治大学-62-ることができました。 29日には再びUAEM歯学部を訪問し、日本に留学経験のあるRogelio先生やRosalia先生の研究や症例についての講義を受けました。学生らは先生たちが英語や日本語で教えてくださるので、真剣に聞き入っていました。その後、宮田慶三郎リサーチセンターに移動し、センター内を見学し矯正専攻の学生らと交流し、UAEMとの交流のきっかけとなったクボデラ先生からUAEMと朝日・明海との歴史について講義を受けました。クボデラ先生は今年の10月で退職されるそうで、最後の講義を聴講でき本当に良かったと感じました。 その後、病理学教授Victor先生による嚢胞摘出実習を体験しました。学生らは初めての体験に、説明をよく聞き、真剣な面持ちで実習に積極的に参加しており、とても有意義な経験が出来たと感じているようでした。実習中に40周年記念動画の撮影も行われていましたので、よい記念になりました。 29日は最終日でしたので、訪問の後、会場を移りFarewell partyが行われました。修了証の交付とお別れを兼ねたパーティーでしたので、毎年の事ながら浴衣や着物に着替え楽しみました。学生たちが日本からお土産に持参した浴衣の着付けを、メキシコの学生に指導し、女子学生はアップスタイルのヘアスタイルに整え、それぞれの個性と浴衣がとても良くマッチした出来栄えに仕上がりました。パーティー会場ではマリアッチによる生演奏があり、それに合わせダンスの輪が始まりました。途中、修了証の授与が学生一人一人に、そしてホストファミリー各家族に行われると、皆思い思いに記念撮影していました。 最終日は深夜の出発までに慌ただしく荷造りを終え、土砂降りの中をホストファミリーに見送られながらホテルを出発しました。9月の再会を約束し、別れを惜しんでいました。 10日間という限られた時間でしたが、学生達は歯学部見学やホームステイを通じ、言葉や文化の壁を乗り越え自分達の考え方をどのように伝え、意見交換する中で様々なことを吸収出来たと確信しています。現地にて、細部に渡り私たちの活動をご支援いただきましたEdith先生を始め大学関係者の皆様、温かく迎え入れてくださいましたホストファミリーの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。私自身も学生時代にこのプログラムに参加し、たくさんの友人が出来、現在も交流が続いています。今回、引率者とゆう立場での経験を基に今後さらに朝日大学とUAEMとの交流を活性化するのみならず、日墨の友好にも貢献できればと思っています。それから、私たちにこのような貴重な機会を与えてくださいました大友学長、宮田淳理事長、また宮田侑相談役には、心より厚くお礼申し上げる次第です。宮田慶三郎リサーチセンター前にてクボデラ先生とともに

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