会報あさひ35号
23/102

-19-に勉強する習慣づけにもなると考えております。 来年1月からは臨床実習も終わり、座学のみの基礎系の講義に変わります。基礎系の教科は3回に分けて演習試験を行いますが、基礎系の演習試験も臨床系と同様に自学自習を促すための試験であり、進級判定を第一の目的としたものではありません。ただし、これらの問題は過去の国家試験問題を中心とした問題であり、難易度も高くありません。そのため7割を合格ラインに設定しており、それに達しなければ再試験を受けることになりますし、合格しなければ当然進級することはできません。これに対し2月25日に行う定期試験(再試験3月9日)は、歯科医師国家試験出題基準に基づいて作成されたもので、基礎科目、臨床科目、そして臨床実習で得られた知識も問われる総合的な試験であり進級試験的な位置づけになります。当然短期間の学習では対応できず、毎日の積み重ねが必要になります。 5学年は臨床実習の課題だけをこなして済ます学年ではなく、6学年に向けての準備期間でもあります。時間を有効に使って5学年のうちに自らにあった学習方法を見つけ、5学年で修得すべきものは修得した上で6学年に進級しないと国家試験には間に合いません。よく6年生の「5年生の時にもっと勉強をしておけば良かった」という言葉を耳にします。こうしたことが避けられるように、そして一人でも多くの学生がストレートで国家試験に合格するように我々も指導してまいりますので、教育後援会の皆様におかれましても、何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます。(歯科麻酔学分野)『1』の重み6学年指導教員 河 野   哲  教育後援会の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より歯学部教育に対し多大なるご理解ご支援をいただき、誠にありがとうございます。 昨年度に引き続き、本年度も学力強化委員長および6学年の指導教員を務めることになりました歯科保存学分野歯内療法学の河野 哲です。よろしくお願いいたします。私だけでは、全ての業務を行うことは不可能でございますので、強力なサポートとして、教務・学生委員長である玉置教授、6学年副担任として、社会口腔保健学の友藤教授、口腔微生物学の猪俣准教授とともに、2020年2月1日、2日に行われる第113回歯科医師国家試験に向けて、全身全霊を捧げていく所存でございます。 本年度の6学年のカリキュラムは、4月より7月上旬まで臨床実習Ⅱとして領域別講義を実施します。これは、基礎系科目8科目を除く16科目を6領域(A:麻酔、放射線、口腔外科(病理)、B:小児、矯正、 C:保存修復、歯内療法、歯周病、D:部分床義歯、全部床義歯、クラウンブリッジ、E:高齢者、障害者、インプラント、訪問診療、 F:社会口腔保健)に分割し、総括的な講義を行うことで、知識の整理、理解から定着を確実にすることを目的としています。 7月中旬からは、総合歯科医学Ⅱ講義およびフォローアップ講義が行われます。歯科医師国家試験の出題基準に基づき、必修、A、B、C領域におけるベーシックな問題(知識を問う問題)や応用問題(考えて解く問題)などの演習講義に加え、第113回歯科医師国家試験の傾向と対策、歯学

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る